稲も真夏 土用干し 田圃の水を抜いて渇かす

稲は植えつけて、活着、分けつ(株分かれ)終わり、これから伸長期に入ろうとしている。
稲が順調に育つ為には、相当の熱を与えてやらなければならない。今の(土用)の時期に
田圃の水を渇かして、熱と光を満喫させてやる。これが肥やしにも勝る成長のエレルギー
なる。昔から「土用干し」といってきた。
 まだ少々雑草が生えているが仕方がないか?
 田の草をつるには、田圃に入り、株を跨いで立ちその両足の間と左右のもう一つの株間
つまり四つの株を一人で受け持って生えている草を根こそぎ残らず掴み取る。ある程度貯
まると、土を絞り草だけを土に埋め込む、手で無理なら足で踏み込む。他の草を取るには
ある程度、水が張ってあり柔らかい土の方が取りやすい。