田の草取り

 一ヶ月ぶりの日記 我が家の田圃の稲もボツボツ成長している。この頃では水田の雑草は生えないように液、粒材、等で処理しているが、撒くときに水が均等に溜まっている事が必須の条件になる。土が頭を出しているところは見事に草が生えている。
 昔は、みんなこの草(田の草)を人力で取ったもので、稲つくりの中でも相当の重労働であった。一番草は手押し機械で小さい草をかぐって水に浮かせる。二番草からは田を這うようにして両手で草をとり土に埋める。三番草までとっていたように思う。イヌヒゲ、イモバ、ウマバリ、ヒエ、等々の雑草が生い茂る。この時期は気温が高いので田圃の水も温かくなっている。家族で8月盆前頃まで毎日やった記憶がある。稲が大きくなると顔や目に稲の葉先が当たり痛い、汗はたらたら流れる、かがんで取るので腰は痛い、なんとも不愉快な仕事である。
 昨日は、この他の草取りをやった。広さは50平方メートルぐらいであるが、昔を思い出す一仕事であった。